FXで円を売ってドルを買う需要が高まる

5月 23, 2011

国の経済状態に応じて政策金利は変わりますから、当然、預金金利の高い国と低い国が出てくるわけです。

日本国内と外国との金利差を「内外金利差」といい、内外金利差は広がったり縮まったりします。

たとえば、2009年10月時点の政策金利をみると、日本が0.1%、豪州が3.25%なので、日本と豪州の内外金利差は3.15%です。

近年、日本は超低金利が続いています。たとえば、金利0.5%の円定期預金に預けているとき、ドル定期預金の金利が2%から5%に上がったら、円預金の一部を解約してドル定期預金に預けようという人が増えるのではないでしょうか。

そうなると、FXで円を売ってドルを買う需要が高まるため、FXは円安・ドル高になりがちです。

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国内で生産、消費、投資した差し引き=輸出入収支経常収支は次の式であらわされます。

輸出(×)-輸入(M)

一方、一国の生産・消費・在庫・投資の関係を次のような式にしますと、この差し引きのマークは何になるでしょうか。

生産(Y)-消費(C)-在庫・投資(O=? 1年の間に一国で産出(Y)したものから、消費(C)したものや残った在庫及び翌年に向けて再生産のための投資(Oを差引くと、本来はゼロになりますね。ただしこれは日本が江戸時代のように鎖国状態の一国経済であるとしたら・・です。

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